シンガーソングライター水木ノアのすったもんだオフィシャルブログ 
柏市立朋生園での夏フェス慰問ライブ・アニソン祭り、無事に終了しました!圧倒!(私が圧倒されたの)。
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最後には多くの利用者さんが出てきて、マイク取り合い、私とちひろ君に抱きついて飛び跳ねて、盛り上がることが出来ました。
慰問ライブってなんでするんですか?って聞かれたことがあるんです。当初ちひろ君から誘われて始めたばかりの頃にははっきり答えられませんでした。
しかし今は通常の演奏の他に慰問をやる意味は私の中ではっきりしています。

高齢者、障がい者の方は、音楽を聞きに行きたいけれど出かけられません。テレビやラジオ、CDで聞いても、やはり生で演奏しているところを目の前で見て、一緒に演奏者と歌ったり踊ったりすることは、特別です。
体が元気なうちはライブハウスやコンサート会場にも自力で行けますが、高齢になるとできなくなってきます。そして施設に入居をすればもう、生で歌を聴くには慰問を待つほかありません。障がい者の方は、それこそ幼い時から一人で出かけられない状況も多くあります。

特に私達より上の世代は、テレビの歌番組のバックも生演奏でしたし、CDやネットがない時代でしたから、何かの機械を使っていつでも音楽が聴けるわけではなく、ラジオから流れてくる音楽を必死に覚えたりした世代です。しかしまた、質の高い音楽がたくさん生まれた時代です。そういう方々にとって、自由に動けなくなった時、目の前で歌を聴ける喜びは私達以上のものがあると、私は長年慰問をやってわかりました。
でももう出かけることができない。それなら、自由に動ける環境にある私達が行けばいい。

それから、慰問なら音楽レベルがそれほど高くなくてもいいと思っている人がいますが、そう思うことは違うと思います。私が言いたいのは、実際に行く時のレベルがどうであっても実は構わないのだけど、「心の持ちよう」を言いたいのです。FBに書いたら批判もあったので、私はもう一度ここで、もう少し追記したいと思います。

認知症でもうよくわからないから、あるいは精神障害で音楽わからないから、とりあえず何か演奏できておけばよい、とそもそも思って出かける心のあり方を私はいけないことだと言っている。ちゃんと伝わっているし、表現はできなくても、こちらがどういう気持で演奏しているかは、わかっています。「下手でもいい、どうせわからないから」と思って、実際に本当に下手だったら、もう二度とその方々はこちらの演奏を喜ばないでしょう。たとえ上手でも、どうせわからないから手抜きしておいてもいいか、と思えば、その演奏家がプロでもなんでも、もう来なくていいと思うはずです。

ちゃんと練習をして行き、通常のライブのために(聴く人がちゃんとわかっているからということを意識して)「来て良かった」と思ってもらうように頑張るのと、慰問も同じだということです。聴いている人の体の状態がどうであっても「来てくれてありがとう」と思われるような演奏をするために、こちらがやることは同じだと思って行かないのであれば、むしろ頼む方はこっちから願い下げ、いらっしゃらなくて結構です、ってことです。
私が将来施設に入り、適当な気持ちで演奏家が私の前で演奏していたら、そりゃあ悲しいし悔しい。立場を変えて考えてみて、人にされて嫌だなと思ったことを、私はやりたくない。前にプロの演奏家が慰問を依頼されて、私が「忙しい中をぬって、大変ですね」と何の気無しに言ったら、「慰問だから適当だよ、どうせわからないもの」って言ったんです。ああ、ダメだなこの人の演奏はもう聴きに行くのやめよう、と健常者の私が思いました。

マイナスなことはあまり書きたくないからこのへんでやめる!(笑)

一つの慰問ライブをやる度ごとに、私自身の、お客様からお金をいただいて演奏するライブに必ず影響が出ています。経験や糧になっている。そういうものをいただける場所に呼んでもらえる、これそのものが、有難いことだと思っています。そして仕事で厳しい状態で音楽をやっている日々の生活の中から得たものを、今度は楽しみに待っている施設の人へ持っていく。
慰問ライブにお金をもらうかもらわないかで議論をしている人がいますけれど、自らやると言ってやってることなので、どっちでもいいです。唯一の正解はないと思う。きちんとお金いただかないと慰問も行きません、と言っているミュージシャンの意見も、私は批判はしません。
あくまで私の場合ですと、いただけるなら、音楽は仕事ですから遠慮せずにいただきます。ボランティアが当たり前だ、と思っている施設の方と巡りあっても、こちらが丁寧にそしてちゃんとした演奏をすれば、たいがい態度は変わります。といって、お金くださいと私は言いません。他できちんともらってるから。仕事です、と依頼があった場合は、お金の話はしっかりします。人とうまくやるのには、結局はこちら側の心のありようが反映すると思っています。
何のために慰問ライブをやっているのかという各々の理由によって、言い分は様々でしょう。

ということで? 必死の形相でセーラームーンを練習していきました。
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途中、歌詞が少し飛んでしまったのが無念でありましたが、みんなに助けてもらいました(^^ゞ今回は障がい者施設ですから、2歳から私達より年上の方まで年齢は下から上まで網羅されていました。世代色々なので、選曲はOKだったかな!
朋生園の皆様、ありがとうございました!また10月!!
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ちひろ君、ありがとう!
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