シンガーソングライター水木ノアのすったもんだオフィシャルブログ 
先日、二日連続で芸術を観に行きました。一日目は、女優浅利香津子氏の一人芝居「影法師」、二日目は俳優をやっている知人の日舞の舞台。今回は和風続き。一人芝居も、日本舞踊も、実は生で見るのは初めてだった私。食い入るように見てきました。

一人芝居の方は、女房が旦那に今日あった出来事や、自分達のなれそめを思い出して嬉しそうに回想したりするのを、ハギレの良い江戸弁でテンポよくまくしたてるのでこっちも付いて行くのに真剣になりあっと言う間に1時間以上が経過、最後の最後になって、実は女房は死んだ旦那の仏壇(だと推測)へ向かって話していた、実は本当に一人だった、ということを知り、ものすごーく驚いて終了。素晴らしかった。あの有名な女優さんを2時間たっぷり見た事も良かったし、本物の演劇を堪能できたこともいい経験でした。強烈なオーラを感じてきました。

次の日は日舞。普段の様子からは想像つかない舞台で、舞台なんだから素の状態ではないことはわかってはいるのだけど、本当にいつもと違うのでびっくり。俳優って、すごい。またまたそう思わされました。見に行った知人の場合は本業が俳優で、俳優としての芸を究めるために日舞や乗馬や殺陣などをやっている。俳優も、色々やることがあって本当に大変です。日舞を本業としている方々と一緒になって舞台に立っているわけですから、プレッシャーもあっただろうと思います。しかし誰にひけを取る事なく、堂々とした振る舞いで、これもとても素晴らしかった。そしてトリとして家元の坂東賢三の舞は、鳥肌が立ちました。
私は日本舞踊は全くの素人なので、どこがどう、とはうまくわからないんですけれど、すごいオーラがあって、指の先まで足の先までプロでした。この人すごいんだ、ということは、肌で感じました。こんなわけで、自分のこれからの音楽にどう役立てられるかはわからないけれども、とてもいい週末だったと思います。
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ノアの癖の中で代表的なものは、山手線ゲームです。
そしてこれはほとんど病気です。精神障害的です。強迫症じゃないかと思うくらいです。は?山手線ゲームがこれほど私の人生を狂わせるなんて!

私は布団に入ってから、どうしても、ひとり山手線ゲームをしないと眠れないんです。よっぽど疲れている時でない限りは。でもかなり疲れている時でも、体は疲れていても気持ちが落ち着かない時は、ひとりでやっているうちに自然に眠りに入れるのでだいたい横になってすぐ始めます。でも今はもう、これに悩まされています。始めたのは約5年前。その時不眠気味でなかなか毎晩眠れないため思考を停止させるためにやったんです。むしゃくしゃしていても、何かテーマを決めて羅列していくうちに、いつのまにかそれに集中しているんです。そうすると、気がつくと朝になって目覚める。
これがよくて、それからずっと、特に何にも悩みがない時でもやってしまいます。しかしそのせいで今は、なんともアホな悩みに取り付かれています。初の告白です。

知らない方の為に簡単に説明しておきます。山手線ゲームっていうのは、複数の人でやるゲームで、通常リズムを決めてテーマに沿った答えをどんどんと順繰り言っていくもので、テンポが早かったりするとテーマが簡単でたくさん出て来そうなものでもつっかえたりして、言えなかった人が負けです。
私の場合は独り山手線ゲームなのでリズムは特になく、思い付いたはしから羅列しているんですけど、テーマに関してはもうそろそろネタも尽きました。何せ5年間、ほぼ毎日やっているんですから!(爆)それでテーマ自体が思い付かないようになってきたのでずっと前にやったことがあるテーマをまたくり返してやることで、それに対して知識が増えたことを確認したりしてるんです(笑)。

テーマについても挙げておきますが、オーソドックスに東京都の駅の名前、芸能人の名前(色々ジャンル分けがある。男、女、俳優、お笑い、カタカナが入っている芸名の人、ひらがなが入っている人、まだ生きている人、他界した人、歌を出していて歌が本業じゃない人など)、ミュージシャン(外国、日本、男、女、歌も歌う楽器演奏者、同じようにまだ生きている人、死んだ人、バンドミュージシャン、ソロアーティストなど)、曲の名前(これはなかなか終わらないので重宝している)、チェーン展開している店の名前、子がつく女の名前、病気の名前、全国の大学の名前、野菜の名前、日本で使われている外来語、国の名前、アメリカの州の名前(これは50しかなくて全部言えるのでもうやらない)、歴史上の人物の名前、形容詞、動詞、職業の名前(カタカナの職業とかに分けたりする)etc。もうあんまりネタがなくなってきたのでだんだんとマニアックになってきた今日この頃で、今までやったテーマに、さらに言葉の数を限定して、4文字の、とか5文字以内の、とかつけています。

それから、~人で終わる言葉をやったときは(例:管理人、管財人、証人、愛人、恋人etc)だんだん思い付かなくなったのに眠くならないから、助っ人とかぬすっととか、それから言葉の中に人が入ればいいや、とか自分でテーマを拡大して、人々とか人工とか人的被害とか、日本人とか韓国人とか国の名前もいれちゃって、そうなったら国を知らないとできなくなったので途中で国の名前にテーマを変えたり。

それに例えば男性の名前で~郎(朗)で終わる名前をやったりすると、一郎から始まって五郎までいくと、ろくろう、とかななろう、とかになるけど、そんなのないかもと思いながらも広い日本、どこかにいるに違いないと思って入れてみたり、はちろうはいるけどくろうは絶対いないだろうとか思いながらも、いや待てよ、やっぱりくろうもいるかもしれない、かんくろうがいるからな、とか思ったりして、結局自分の想像で判断するしかないことになると面白くなくなってくるので(この感覚わ
かるかな?(笑))テーマを変えたりします。

ただだまって横になっているこの人は、頭の中でこんなことを巡り巡らせているんです。そんなことをもう何年も、ほぼ毎日、やっているんです、というか、やってしまうんです。
何も考えないで寝たい。でもできない。何故か知らないけど、頭がそっちに行ってしまう。ある日私は山手線ゲームをどうしてもやってしまう自分の頭が憎らしくて、どうにもいらいらし、眠れなくなってしまったのでまた起きて(なぜか体を起こすと山手線ゲームの思考は全く消えるんです)しばらくしてまた横になってみるとまた始まっちゃうのでまた起きて、それをくり返しているうちに朝になってしまったことがあり
ます。こんなアホな理由で朝を迎えたその時私は、絶対自分は病気だ、もしかしたら山手線ゲームがものすごい好きだった霊にとりつかれたのかもしれない、とも思いました。
本気で思いました。

本気で精神科か心療内科かなんかに行こうかとも思いましたが、症状を聞かれて「山手線ゲームが止まらないんです」と言うのが恥ずかしいので行っていません。
それで最初は楽しみの一つだったこの山手線ゲームが、今となってはどうにかやめたいものの一つに取って替わり、そしてまだこの呪縛から解放されていません。でも何年かたってある日、歌詞を考えていたときに山手線ゲームをやり続けていたことが功を奏したと思った事が1、2度あって、まあ、言葉が思い浮かぶ動力になっているならばいいか、となかば諦めたりもしました。でも待てよ、山手線ゲームをやっていたから言葉が浮かんだんではなくて、山手線ゲームはもともと知っている言葉で続けてるわけなんだから、歌詞に功を奏したとは言えない、とか思うと、やはり山手線ゲームを早くやめないと、大変なことになる、頭がおかしくなる、死ぬかも知れない、と思い直す今日この頃。
うんざりです。誰かなんとかしてくれ。SOS。